ガロツクロン酸

英:galacturonic acid
仏:acide galacturonique

ガロツクロン酸とは、葡萄に含まれている有機酸の一つで、糖類の一つであるガラクトースが酸化して得られた誘導体の主鎖末端であるヒドロキシメチル基がカルボキシル基に変わったものを指します。
細胞壁や中葉に含まれる複合多糖類のペクチンはガロツクロン酸が重合したポリガラクツロン酸が主成分です。
ガラツクロン酸は貴腐ワインの熟成中に酸化されて粘液酸となり、粘液酸とカルシウムが結合した粘液酸カルシウムとして析出されます。

 

 

 

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