知っておきたいアメリカワインの特徴とオススメワイン!
アメリカ合衆国はフランス、イタリア、スペインに次ぐ世界第4位のワイン生産国です。
生産量の9割をカリフォルニア州、つまりカリフォルニアワインが占めており、
近年ではオレゴン、ワシントン、ニューヨークでワインが新たに作られています。
“サンフランシスコを中心とする北部太平洋沿岸地域は、ヨーロッパの名醸地と似た気温で知名度の高い産地が多く、ナパ・バレー地域を中心として、シャルドネ、カベルネ・ソーヴィニヨン、ピノ・ノワールなどの品種が栽培され、高級ワインを産出する。赤ではナパ、白ではソノマなどが質の高さを誇るが、カリフォルニアの産出量の12パーセント程度と稀少である。ロサンゼルス、サンディエゴの付近の南部太平洋沿岸地域は温暖な気候で、中等級のワインが多く見られる。内陸部の広大なセントラルバレー地域は気温も高く、消費の主体となるテーブルワインが多く作られる。”
-Wikipedia参照
今回はアメリカワインの特徴とおすすめのアメリカワインと題して
アメリカワインの特徴にも触れつつ、特に世界でも有名なカリフォルニアワインの特徴とおすすめワインも紹介していきます!
アメリカワイン目次
アメリカワインの歴史
昔まではアメリカワインは本場ヨーロッパのワイン程有名ではなく
あまりワインの世界では認知されていませんでした。
しかしある場所で作られるワインが世界中に広まり一気に世界の有名生産国となりました。
そう、その場所がカルフォルニア、
カリフォルニアワインが作られている場所です。
アメリカワインの始まり
”あのコロンブスのアメリカ大陸発見後、ヨーロッパから続々とアメリカ(東海岸)に移住してきた。アメリカで初めてワインが作られたのは1560年頃と言われ、当時はアメリカに自生するぶどうでワインが作られた。しかし、これはアメリカ自生のぶどうはワインに適さない香りの特徴があったため、ヨーロッパからの移民が増えるにつれヨーロッパのぶどう品種がアメリカに持ち込まれ、次第に栽培されるようになった。しかしながら、アメリカにはフィロキセラ(Phylloxera)と呼ばれる病害虫があり、植えてもすぐ枯れてしまい、東海岸においてはワイン産業が衰退し、ラムやバーボンといった酒類が好まれるようになっていった。”
カリフォルニアワインの歴史
”カリフォルニアの1700年当時は未開の地でありアメリカではなかった。1700年後半にメキシコを植民地にしていたスペイン人が、あちらこちらにミッション(伝導所)を作りながらカリフォルニアを北上して来た。その頃は実質的にスペイン領であり、その伝導師たちが、教会で必要なワインを生産していた。当時の西海岸では、まだ、フィロキセラ害虫が生息していなかったため、スペインの葡萄品種が栽培されていたが問題はなかった。”
”1887年カリフォルニアワイン法ができ、1900年にはヨーロッパでもカリフォルニアワインが多くの賞を受けるまでになった。しかしカリフォルニアワインの発展も、1920年発令された禁酒法によって壊滅状態に追いこまれてしまう。”
”1933年に禁酒法が解除されが、すぐにはワイナリーが再興できなかった。ワイン用のぶどうは苗木から植えても3年程しないと収穫は望めないし、その頃にはワイン造りの人材もいなかったためである。しかし、ここで1つの望みがあった。カリフォルニア大学である。禁酒法が敷かれていた時代も果実研究という名目でワインの研究が続けられていたのであった。当初ワインの研究はバークレー校で行われていたが、この頃カリフォルニア大学デービス校に研究所を新設し、研究はデービス校で続けられた。カリフォルニア大学デービス校は多くのワイン醸造家を輩出し、又ぶどうの品種改良などを行いカリフォルニアワインに多大な貢献をした。こうしてようやく禁酒法解除後20年以上かかってカリフォルニアワインが少しづつ復興されたのである。”
-アメリカワインの歴史参照
アメリカワインの特徴
近年ではアメリカで使われるブドウの品種も多様化し、さらにカリフォルニアだけでなくニューヨークやオレゴン、ワシントンでもワインの凄惨が定着してきましたが、アメリカワインの特徴土台には力強さがあります。
力強さとは、濃厚であり、インパクトがあったり、印象に残ったり。
アメリカワインの第一の特徴はやはり力強さです。
おすすめのアメリカワイン
おすすめのカリフォルニア赤ワイン
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■バイロン サンタバーバラ ピノノワール スクリュー[2013] (750ml)赤 SANTA BARBARA PINOT NOIR BYRON[2013]【出荷:7~10日後】 価格:2,851円 |
バイロンはサンタ バーバラにおいて高品質なピノ ノワールを生み出したパイオニア的存在。冷涼な気候の中で収量制限や緻密な区画管理などを行い凝縮感のある果実味とエレガントな酸を合わせ持つワインを作り出しています。サンタバーバラピノ ノワールは熟成を8ヶ月フレンチオークで行い、そのうち6%に新樽を使用。黒い果実やチェリー、スパイスなどの香り豊かなワインです。
オススメのカリフォルニア白ワイン
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価格:2,750円 |
こちらも同じくバイロンの白ワイン。冷涼な気候の中で収量制限や緻密な区画管理などを行い凝縮感のある果実味とエレガントな酸を合わせ持つワインを作り出しています。サンタ バーバラシャルドネはイチジクやハチミツ、スパイス、赤リンゴなど多様な香りの要素を持っており、味わいは溌剌かつ濃縮感のある味わい。余韻にはミネラルが感じられます。