ブラン・ド・ブラン

仏:blanc de blanc

ブラン・ド・ブランとは、『白ブドウでできた白ワイン』を意味し、原料にシャルドネ種のみを用いたシャンパーニュのことを指します(フランス・シャンパーニュ地方で生産されるシャンパーニュは原料とされる葡萄品種を、ピノ・ノワール種(黒)、ピノ・ムニエ(黒)、シャルドネ種(白)の3種類と規定されているため)。
しかし広義には白ブドウを原料とするスパークリングワインとなっています。
ピノ・ノワール種やピノ・ムニエ種に比べ、シャルドネ種の生産高は少ないため、ブラン・ド・ブランの生産量は少なくなり、シャルドネ種の風味がそのままシャンパーニュとなるため、非常にすっきりとした爽やかな風味を持ちます。
複数の葡萄品種をブレンドするのが一般的ですが、マロラクティック発酵をせずエレガントなスタイルを志向するものがおおく長期熟成も可能になります。
1921年に作られたシャンパーニュがブラン・ド・ブランの起源となっています。

 

 

 

 

 

 

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