バルバレスコ

バルバレスコとはネッビオーロ種ブドウのみを原料とし、ピエモンテ州クーネオ県のバルバレスコ村、トレイゾ村、ネイヴェ村およびアルバのサン・ロッコ・セーノ・デルヴィオ地区(旧バルバレスコ村)で生産されているイタリアワインです。EUの原産地名称保護制度において最上位のDOCGに認定されており、伝統的にイタリア人の間で珍重され、「イタリアワインの王」と呼ばれるバローロと並ぶ最高級ワインで、バルバレスコ自体は「バローロの弟分」「イタリアンワインの女王」などと呼ばれています。
バルバレスコで栽培されたネッビオーロからつくられるワインは、色が濃くタンニンが豊富で、数年ほど熟成させることでさらに広がりを感じられ、余韻の長いワインとなることが特徴です。
バルバレスコの生産規模は小さいながらも、その深くまろやかで気品のある味わいからバルバレスコは世界中のイタリアワインファンから親しまれています。

 

 

 

バルバレスコの歴史

バルバレスコは19世紀末ごろまで、実はバローロとして販売されていました。
そして1984年。アルバ醸造農学校のドミツィオ・カバッツァ博士がバルバレスコの生産者協同組合を設立し、それ以降、バルバレスコとして売り出されるようになります。
バルバレスコが世界中に有名になった理由に、バルバレスコワインを一躍有名にした銘柄「ガヤ(GAJA)」の4代目当主、アンジェロ・ガヤの存在があります。モノトーンのラベルがスタイリッシュで印象的なガヤは「イタリアンワインの帝王」と呼ばれ、単一畑からつくられたワインはその徹底した品質へのこだわりで知られています。

 

 

バルバレスコの三大産地

バルバレスコ (Barbaresco)

味わいの特徴

GAJAによる影響(追随・逆行)が、よくも悪くも、極端に進んでいます。
ネイヴェ同様に、果実味の豊かさ・タンニンの豊富さが特徴。
一部の例外除き、基本バリック使いが主流のエリアです。

 

ネイヴェ (Neive)

味わいの特徴

「ボッティ(ボッテ)」と呼ばれる大樽による長期熟成が主流。
果実味の豊かさ・タンニンの豊富さが特徴。
バリックを使っても控えめ。クラシカルな味わいのバルバレスコが多い。

 

トレイゾ (Treiso)

味わいの特徴

ライムストーンの香り強く、兎に角、酸味が強く感じやすいエリアです。
ネイヴェ、バルバレスコに比べると、エレガントな味わい。

 

 

 

 

 

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