マカベオ

マカベオ/ビウラの早見表

マカベオの概要

スペインか、あるいは小アジアいずれかが原産地ではないかといわれ、原産地が特定されていない。現在では主にスペイン北部で栽培されている。カタルーニャ州ではマカベオまたはマカベウ、リオハはナバーラ、アラゴン州ではビウラと土地によって呼び方が異なる。
カタルーニャ州では主にブレンド用としてカバに使用され、リオハでは小樽発酵の白ワインとなる。
またフランスのルーション地方では、マカベオ種はスティルワインだけでなく酒精強化ワインにも使用されています。

マカベオの特徴

マカベオは若飲み用にも長期熟成にも耐えうる高級品種。マカベオ種は新鮮で、軽く、若く、緑がかった麦わら色で、比較的酸味が強く、花や早い段階での消費や黒・白双方のブドウとのブレンドに適したワインとなる。特徴的には、花やハーブなどの豊かな芳香があり、また骨格をワインに与え、かすかな苦みが風味にある。産地によってかんきつ類の果実の香りのあるものから、ミネラルな印象を与えるものまで幅がある。
マカベオ種は樽熟成によって果実のアロマとオークの香りが調和し、とても個性的で芳香の優れたワインとなるため、熟成期間が数十年間に及ぶこともあります。（オーク樽での発酵・熟成は行われる場合も行われない場合もあります。）