団粒構造

英:crumb structure
仏:structure des agregats

団粒構造とは、土壌がいくつか集まって一団を形成し、その一団がさらに多数集まって土壌を構成している状態を指します。
土壌が柔らかく、通気性および排水性が非常に優れるのが特徴で、また有機微生物も多く生息するため、植物の育成に適しています。
葡萄の根は地中深くまで伸びますが、栄養を吸収する毛細根は地表から5~10センチ辺りとなっていて、そのあたりに団粒構造があれば毛細根が発達しやすくなり、葡萄の生育に適した環境となります。

 

 

 

 

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