砕屑物

ひら:さいせつぶつ
英 :clastics
仏 :roche clastique

砕屑物とは、岩石が風化などの自然作用で崩れてなった破片や粒子を指します。
大きさにより、砂、シルト、粘土に分類され、砂は排水性に優れているのに対し、シルトや粘土は排水性に劣っています。
保水性に対しては優劣が逆となります。
フランス・ボルドー地方のメドック地区では砂層で形成される土壌のため、乾燥を好むカベルネ・ソーヴィニヨンが多く栽培され、一方シルトや粘土の割合が高い下流域では、保水性を好むメルロが栽培されています。

 

 

 

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