アルゼンチンワインのブドウ品種まとめ
アルゼンチンワインの生産量の約60%は赤ワインであり、高温地域ではソフトで、タンニンに満ち、アルコール度数が高くなります。2012年時点では、ブドウ栽培面積の約52%が黒ブドウ品種、約20%が白ブドウ品種、26.79%がロゼ用のブドウ品種であり、アルゼンチンのワイン法では、ワインラベルに品種名を記載する場合には少なくとも80%がその品種で占められなければなりません。
また、アルゼンチンで生産されているブドウ果汁は日本にも多く輸出されており、そのような果汁にはセレサ種、また、チリではパイス種と呼ばれるクリオーリャ・チカ種、クリオーリャ・グランデ種などのブドウ品種が用いられており、初期のワイン産業では大いに用いられていたブドウ品種でした。
主な黒ブドウ品種
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主な白ブドウ品種
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ブドウ品種の収穫量ランキング
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生産量1位のマルベック種について
マルベック種の発祥地は南西フランスであり、AOCカオールではいまだに広く栽培され、ボルドーでも一定の存在感があるものの、マルベック種の名声の大部分はアルゼンチンワインによるものであり、アルゼンチンで栽培されるマルベック種の果粒や果房はフランスのそれよりも小さいのが特徴です。