中国ワインの特徴とおすすめワイン！

皆さんは中国ワインを飲んだことがありますか？
さらに中国ワインの特徴はわかりますか？
今回は今急成長中のワイン新世界の一翼を担う中国ワインの特徴とおすすめワインを紹介します。

中国ワイン目次

中国ワインの概要

中国国内では既に900余りのワイナリーがあり、生産量は2012年時点で世界第五位。
ワイン用ブドウ作付面積はフランス、イタリア、ドイツのヨーロッパ三大大国に次いで第四位という広さ。
そして、特筆すべきはその消費量です。
現在はフランス、アメリカ、イタリア、ドイツに次いで5位ですが、ヨーロッパの消費減少傾向に対して中国での消費は急増しており、2000年から2012年で67%増しました。
『世界一美しいボルドーワインの秘密』というドキュメンタリー映画にもあるように、今需要でも供給でも急成長しているワイン新世界です。

¨中国の葡萄の栽培とワインの製造は、漢の時代が始まりとされています。
しかし、現代で製造されているものと、まったくルーツの違うものであり、独自のお酒でワインとは分けられます。
中国では最南西部雲南省の紅河ハニ族イ族自治州弥勒市がワイン生産の中心だとされています。
20世紀初め、ここに入ったフランス人宣教師が故郷に似たカルストの地形にブドウの栽培を試み成功させました。
ベトナム統治時代のフランスが、鉄道による中国との直結を機に、この温暖で安定した気候の地をブドウ栽培とワイン醸造の地とし、フランス本国より木樽と技術指導者を入れ本格的に生産を開始したそうです。
「ローズ・ハニー」という珍種はフランス本国でも虫害で絶滅してしまった品種で、黒酢の醸造からヒントを得て甕による熟成を特徴とするブドウ品種です。
－Wikipedia参照

中国ワインの特徴

上でも述べたように中国でのワインの消費が急速に上昇しており、
フランスのボルドーワインやブルゴーニュワインなどの高級ワインのコピー商品が多く出回っており、
日本にも気づかぬうちに出回っているとも言われています。
なので、ワインの生産量も増加していますが、まだまだ中国ワインの実力は未知数。
中国ワインは、まだまだこれからの新世界ワインだと思います。

おすすめの中国ワイン

現地と欧米で消費され、宣伝も行わない為、まだまだ日本では知名度の低い中国ワイン「グレース・ヴィンヤード」。
日本のワイン店ではほとんど見かけないブランドです。

グレイス・ヴィンヤードは、山西省太谷市大原渓谷にある家族経営が特徴のワイナリーです。
中国ワインとしては信頼できるワインで（偏見ですが）、
2001年に上海、香港で初めて公開され、ますます注目度が高まっているおすすめの中国ワインです。